研究業績
研究論文数
欧文原著
最新受理 37編2008年 30編 (受理 35編)
2007年 25編 (受理 30編)
2006年 22編 (受理 29編)
2005年 29編 (受理 21編)
2004年 14編
〜2003年 22編
和文原著
最新受理 9編2008年 2編
2007年 5編
2006年 2編
2005年 3編
2004年 11編
〜2003年 14編
総説
2000年〜2008年5月 103編主な研究業績
液透析患者における血糖コントロールと総死亡との関係
Hayashino et al. Diabetes, glycaemic control and mortality risk in patients on haemodialysis: the Japan Dialysis Outcomes and Practice Pattern Study. Diabetologia, 2007
解説: 血液透析患者において、糖尿病の存在が高い死亡リスクと関連していることはこれまでに明らかになっていたが、血糖コントロールと死亡リスクについては、十分な検討がなされていない。この図は、糖尿病を有する血液透析患者において、血糖コントロールの指標であるHbA1cが低い場合には、非糖尿病患者と死亡リスクは差はないが、7.3を超えると死亡についてのハザードが約2.4倍になることを示している。
気中の微小粒子状物質濃度と脳卒中との関連性
Yamazaki et al. Intracerebral haemorrhage associated with hourly concentration of ambient particulate matter: case-crossover analysis. Occupational and Environmental Medicine, 2007
解説: 大気中の微小粒子状物質濃度が高い日には死亡数が多くなるということが世界各国で報告されている。しかし、時間単位の大気汚染濃度により解析した研究は少ない。この図は、脳卒中による死亡発生から48時間前までの大気中の微小粒子状物質濃度と死亡との関連性を示したものである。直前から30時間前の濃度が高まると死亡リスクが高まることを示し、死亡のトリガーとして微小粒子状物質濃度が関連している可能性を示した。
血液透析患者における抗不安剤処方と死亡
Fukuhara et al. Symptoms of depression, prescription of benzodiazepines, and the risk of death in hemodialysis patients in Japan. Kidney International, 2006
解説: 血液透析患者において、うつ状態は予後の予測因子であることが知られている。透析患者のアウトカムについての国際比較研究(DOPPS)では、調査票により各国同一基準でうつ症状が測定され、その結果、日本と諸外国では同程度うつ症状を有している患者がいるものと推測されたが(20%程度)、日本では医師により「うつ」と診断される割合は諸外国の1/10程度であり、抗うつ剤による治療はほとんどなされていないことが示された一方で、抗不安剤の単独投与割合が諸外国と比較して高かった。この表は、抗不安剤の投与の有無と予後との関連性を示したものである。抗不安剤の投与群はうつ症状で調整してもなお、非投与群に比較し死亡リスクが高いことを示した。
医療の質が悪いとアウトカムが悪い
Higashi et al. Quality of Care Is Associated with Survival in Vulnerable Older Patients. Annals of Internal Medicine, 2005
解説: 医療の質にはバラツキがある。同じ病態であっても保険制度(米国など)や医療施設により医療のプロセスが異なっている。図は標準的な医療プロセスに対する達成度により評価した医療の質により患者の生存時間に違いがあるかを検討した結果である。医療の質が高い群は低い群に比較して、予後が良いことを示した。